2018年01月30日

"やりたいこと"と3歳児


1月28日にぢんさんブログで「もっともっと高く、舞い上がれ」というタイトルでポエムが上がってますね。
読んでいて、なんか切な~い気持ちになってしまいました。
「これってぢんさんの脳内妄想じゃん」て。

「がんばる」の状態について記事を書いたばかりですが、ぢんさんはずっと「1状態」でがんばってきた、というか今も恐怖にかられてがんばり続けているんじゃないだろうかという気がしてきました。
狭いところでお山の大将で「自分はすごい」って言い続けているのは、ぢんさんだよ……。

もしかしたら、ぢんさんも我々と同じ「レベル1のカモ」から成長できてないのかもしれない。
なのに短期間で売れすぎて、我々信者が実際の心屋仁之助さん以上の「素晴らしいぢんさん」という空想の産物を彼に背負わせてしまったのかもしれない。
心屋さんは、信者にがっかりされて嫌われるのが怖くて、ずっとずっと走り続けているのかもしれない……。

……なーんて一人でしんみりしてしまいましたが、まあただの勝手な妄想ですww 実際はどうだか知りませんww


「好きなことだけやる」
「やりたいことだけやって、やりたくないことはやらない」
「そのためには人に迷惑かけてもいい」


この言葉をそのまま信じて、人生詰みかけたカモがどれだけいることでしょうか _:(´ཀ`」∠):_

もちろん私もその中の一人ですが、今になって思うのは、心屋さんの言う「やりたいことやろう」には"成熟"という要素が入ってなかったのかなと。

3歳の男の子がいたとします。
男の子は、隣のお友達が遊んでいるおもちゃがどうしてもほしくなって、力ずくで取ってしまいました。お友達はもちろん泣いてしまいます。
近くで見ていたお母さんは「あらあら、だめよ」と言うでしょうが、まあ仕方ないです、3歳だし。

さて、この子が5歳になったら、隣のお友達のおもちゃが欲しくなっても、いきなり取っちゃったりせずに「ボクにも貸して」とお願いするかもしれません。「一緒に遊ぼう?」と言うかもしれませんね。

7歳になった時には、3歳の弟が自分のおもちゃを欲しがったら、自分から貸してあげることもするでしょう。

人間は誰でも欲しいもの、やりたいことがあります。
これは周囲を困らせたり法律に触れない限り、尊重されるべきものだと思います。人が成長していく上で原動力となるものですから。

なので心屋さんが「やりたいことをやれ」というのは、決して間違ったことではないんじゃないかと思います。

ただ人は、成長していく過程で、
「自分と同じように、皆にもほしいもの、やりたいことがある」
ということ、そして、
「皆の"やりたいこと"も、自分のそれと同じくらい尊重されるべきものである」
ということに、少しずつ気づいていくものじゃないでしょうか?

「自分のやりたいこと」と「皆のやりたいこと」をうまくバランスを取って、どちらも満足できる方向に働きかけていけるような行動力と協調性。そして優しさと思いやり。粋な心、漢気!
こういうのがオトナの証、人間的成熟というヤツではないかと思うのですが、いかがでしょう?

さらに人生経験を重ねると「皆のやりたいことを尊重してあげること」が「自分のやりたいこと」の中に含まれてくるかもしれません。
それは我慢とか自分の欲求を抑圧するのではなくて「相手の喜ぶ顔を見るのが私の幸せ。だからちょっとくらい苦しくても気にならない」という感じ。
世の中のお母さん方を拝見していると、このことがよく分かります。

いま心屋界隈で「やりたいことだけやります!」と色々なものを放棄している人達は、どうもこの"3歳児状態"でずっと止まってしまっているままのように見えます。

長い間自分の欲求を押し殺してきた人、3歳の時に"おもちゃを取っちゃう"こともできなかった人は、少しくらいは周りに迷惑をかけて、自分を押し通す体験も必要かもしれません。
でもいつまでもいつまでもそれをやって周りの人を泣かせているのは、オトナとしていかがなものかと……。

本物の子供だってそんな時期はすみやかに過ぎて成長していくというのに、いい年したおっさんおばさんがドヤ顔で"3歳児プレイ"なんかしてたら、そりゃうまくいかなくなりますよ。
不自然なことは長続きしないのが摂理です。

どうせ自由で幸せな人生を目指すなら「私がやりたいことやってたら皆も幸せになるはず!」という幼稚でおかしな主張ではなくて、
「皆が笑顔になれるよう自分にできることをする。それが私のやりたいこと!」
くらいのカッコイイことを言えるようになりたいものです(´ー`)

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posted by たこわさ at 11:00| 心屋さんの教えを考える | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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